第47回定期演奏会、盛会にて終了いたしました!
5月19日(日)、ほぼ満席のお客様にお越しいただき、盛会にて終了いたしました!
第1部では、葛飾区歌の後、吹奏楽の古典である、序曲祝典から始まります。
最近あまり演奏されていませんが、古臭さはなく、オーケストレーションもさまざまな仕掛けがあり、楽しく演奏できる曲でした。
そして、今年の課題曲とオリジナル曲。
課題曲は、テクニカルな見せ場はほぼなく、歌い込みと響きで魅せるしかない、難曲です。
オリジナル曲の祈りの陽は、田村修平さんの作曲で、指揮者の大貫先生がお気に入りのようです。
これは三ヶ月先のお楽しみの余白を残した演奏としておきましょう。
第1部最後は、リストのハンガリー狂詩曲。これも昔からコンクールなどでよく演奏されておりました。
元々はピアノ曲で、特に曲の前半は、アゴーギグ(速くしたり遅くしたり)がかなり行われてます。
ピアノは1人なのでよいのですが、それを大人数で行うと大変です。
第2部では、ゲストのトランペット奏者、アレクセイ・トカレフさんの登場です。
1曲目はコンサートエチュード。エチュードといいますが、なかなかにとんでもない曲でして、トカレフさんの演奏についていくのがとても大変でした。
次に、ナポリの歌。トカレフさんは、トランペットを学ばれた後、声楽も学ばれたそうでして、その歌心が抜群に発揮される曲でした。
次はトカレフさんの休憩を兼ねまして、剣の舞です。ロシアらしい迫力があり、中間部のサックスの甘いメロディもロシアって感じです。
第2部最後は、ロシアンファンタジー。これは、トカレフさんのために書かれた曲ということでして、
ロシアの民謡を集めた曲です。私たちにも耳馴染みのある曲ばかりでした。迫力あり、歌心ありのボリュームたっぷりの曲で、
お聞きの皆さまにもご満足いただけたのではないかなと思います。
さて、第3部はポップスステージです。
第2部とは真逆、アメリカからハリウッド万歳。いかにもハリウッドの曲にありそうなフレーズが聞こえてくる曲で、ステージ中心に据えられたドラムが大活躍です。
次に、ミュージカル「キャッツ」からメモリー。先ほどの賑やかな曲から一転しドラマティックに歌い上げる一曲です。
この演奏会のプログラム最後は、サウンドオブミュージック。言わずと知れた名曲です。本番の出来が一番よかった曲でして、録音を何度も聞き返しております。筆者は、この曲のためにシンバルのレッスンを受けてきましたが、なかなかいい効果が出ていたようでして、満足です。
さて、アンコール一曲目は、トカレフさん再登場で、団員2名が加わり、トランペット吹きの休日です。
題名の割には、トランペットが大忙しの曲ですが、聴き慣れた曲をお楽しみいただけたのではないでしょうかか。
アンコール2曲目は、ドレミの歌。といいましても、ド派手な編曲でして、演奏会の最後を飾るのにふさわしい曲ですね。
開催にあたり、ご来場いただきました皆さまとご協力いただきました方々に厚く御礼申し上げます。